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銀相場は金相場と似ている

銀相場は、金相場と似たような値動きをすることがあります。 銀は市場規模が小さいという特徴があります。それが原因で、金相場と比較しても、 ボラティリティ(価格の変動性)が大きいという特徴があります。

更に銀相場を歴史的に見てみましょう。

ハント兄弟の買い占め事件

過去、銀相場は、二度の暴騰・暴落が発生しています。ひとつは、1980~81年。米国の資産家、ハント兄弟の買い占めが原因と言われています。

彼らはそのとき、米国市場の60%に相当する銀を買い占めたと言います。結果、1トロイオンス=50ドル近くまで上昇する事態が起きます。

そのとき、ハント兄弟が保有しているポジションの評価益は90億ドル以上にまでなったということです。

ただし、それも束の間、 5分の1の11ドル台まで暴落してしまうことになります。それは銀の木曜日(シルバー・サーズデー)と呼ばれることもありますが、暴落の悲劇によって彼らは多額の追加証拠金が必要となって、買い占めには失敗してしまうことになります。

実際に、このような感じで、 一個人投資家の買い占めという事態によって高騰してしまうということは、それ程までに銀の市場が狭いことを意味しているのでしょう。

銀は、 流動性がそれほどなく、脆弱な市場だったともいうことが出来ます。

実際に、金相場、プラチナ相場では、このようなことは絶対に起きないでしょう。

バフェット氏の発言が原因

そして、2回目の暴騰はリーマン・ショック後であり、更に、福島原発事故が原因となり、 「太陽光発電」が注目を浴びてしまうことで、銀という原料需要が高まったことが原因とされています。

更に、世界的な著名投資家、ウォーレン・バフェット氏が、銀の年間供給量の20%を買い占めしたという発言があり、それもキッカケとなっているようです。

結果、1トロイオンス=50ドル近くまで上昇する事態となりましたが、それもその後、 実際には太陽光発電ビジネスもそれ程期待通りに盛り上がることはなく、 2017年8月22日現在、1トロイオンス=16~17ドル台で推移する程度に留まることになります。

先物取引がおすすめかも

銀相場について語る上で、必ず浮上してくるエピソードですが、積極的に銀相場と向きあい、 売買益を狙いたいというのなら、 少額から取引できる先物取引と言ったものがいいのではないでしょうか。

それは「買い」だけでなく、「売り」からも取引できるから値下がりの局面が起きても利益を狙うことが出来ます。

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