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銀相場の流れ 上昇の兆し

欧州債務危機、量的緩和政策(QE1)、そのような問題が、銀相場の価格上昇されることになります。

QE1終了後の景気悪化から、欧州債務危機の影響も受けて、2010年11月3日のFOMC(連邦公開市場委員会)後では、量的金融緩和第2弾(QE2)の実施が発表されることになります。

量的金融緩和第2弾(QE2)の実施

資産相場の価値は、量的金融緩和第2弾(QE2)の実施の引き金として、 緩和マネーやドルの価値毀損の事態を懸念して、投資家たちの手によって引き上げられることになります。

更に、陽電池向けの銀需要という事態も背景にあり、銀相場に関心を持つ人たちが増え続ける事になりました。

銀相場が上昇するには、このような様々な要因が絡み合ったりしています。

銀先物価格は、一時49.8ドルの高値をつけたこともあります。

銀価格を金価格との比較

やっぱり、多くの人たちは、銀相場というものを、金と比較してどうか……という見方をしているのではないでしょうか。

金価格&銀価格を比較する対象として、金銀比価というものがあります。

金銀比価というものは、 先物市場や現物市場における金価格を銀価格で割ったもので表しています。市場比価という言い方もします。

市場比価に対して、法定比価といわれるものもあります。こちらは、法律で定められた金と銀との交換比率のことを言います。中世ヨーロッパなどでは金銀複本位制が採用されて来ましたが、このような銀の貨幣としての歴史が関与しています。

市場比価はGSR(Gold Silver Ratio)とも言います。GSR(Gold Silver Ratio)は、世界的な金融危機の深刻度を測る尺度としても多くの人たちが注目しています。

2000年前後のITバブル崩壊に伴う株価暴落という事態では、GSRが80前後となり、アメリカの代表的な株価指数であるS&P500とほとんど合致しています。

更に、リーマン・ショック後の株価暴落の事態でもGSRの80越えと、S&P500の大底の事態はほとんど合致しています。

ただし、直近でGSRが80越えをし、S&P500は上昇し続けている事態です。

金銀比価(市場比価)をどのように考えるか

金は、有事の金とも言われています。テロ・戦争などといった地政学的リスクや、金融不安などが高まってしまったとき、金相場が上昇すると言われています。

銀は工業用需要としての関心が高く、景気が減速したり後退したりすると、銀の需要減から銀価格が下落する傾向があります。

金融危機のときには金の価格が上昇し銀の価格は下落するため、その結果としてGSRが大きく上昇する傾向が高くあります。

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