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銀相場と金相場

私達は銀相場に対してどのような向きあい方をすればいいのでしょうか。

銀相場は、金相場を抜きにして語ることが出来ないものともいうことが出来ます。

銀相場のあり方

銀相場のあり方は、有事の金とも深く関わって来ます。有事の金は、テロ・戦争などといった地政学的リスクと言ったものや、金融不安が起これば、金への資金逃避という事態が起きて、 金価格が上昇することになります。

一方で銀相場は、 工業用需要が多くあるため、 金融危機が起きて景気が減速してしまったり後退すれば、銀に対しての需要が減少してしまい銀相場が下落してしまうことになります。

そのような事態がおき、金融危機が起これば、金価格が上昇し銀価格は下落するのが特徴で、世界的な金融危機の深刻度を測る尺度であるGSRが大きく上昇します。GSR(Gold Silver Ratio)とは、金銀比価のことです。

ただし、 有事の金に対しても該当するケースがあり、そうでないこともあります。銀相場に対しても、景気減速している時でも、価格が上昇することがあります。

ですからGSRに対しても、金融危機の深刻度を測る尺度とすることが出来ることもあれば、それ程参考値とはならないこともあります。

銀相場との向き合い方

果たして私達はどのようにして銀相場と向きあえばいいのでしょうか。

銀相場が今後上昇して行くのかは、やっぱり、工業用需要の動向と関わっていくという見方が正しいでしょう。

太陽電池向けの銀需要は、今後も間違いなく世界的に見て需要は増大していくことでしょう。そのような問題と銀相場は関わり合いを持つことになります。

電気自動車(EV)の制御機器向けと言ったものも新しい需要として考えることが出来ます。

このようなものが今後、どのように展開して行くのかも私達は目を離すことが出来ません。銀が、金と同様にして、安全資産と見なされる事態が起これば、世界的な金融不安やインフレの懸念などから銀の価格が上昇する事態が起こる可能性もあります。

貧者の金

銀は、貧者の金と言われることもあります。
貴金属の中でも際立って安いためそのような言い方がされますが、銀にも実際に、金ほどではありませんが、貨幣的な側面があると言っていいでしょう。

しかし、銀相場がどの程度期待出来るのかといえば、過去最高値のだいたい50ドル程度を大きく超えて上昇することはないということまでは予測することが出来ます。

銀相場の場合、価格が大きく上昇し、銀器や銀貨などを鋳潰して供給される量が非常に多いから、需給がひっ迫する事態は考えにくいからです。

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